1982年の創業以来、約40年間。
お客様から託された様々な種類のコンテンツを、デザイン制作、印刷から製品完成検査までの全工程を通じて、どのように『美しく』・『読みやすい』印刷物をお客様にご提供させて頂くのかを考え続けて参りました。
創業当時より、『ペーパーレス社会』・『資源廃棄ゼロミッション』等、われわれ印刷業界にとっては、決してポジティブとは捉えられない社会的な課題が叫ばれ始めておりました。
21世紀になり、ITやITCの急速な技術革新が成し遂げられ、単なる情報収集であれば、パソコンや携帯端末を利用することで足りてしまいます。それまで当たり前のように活用されてきた印刷物の市場ニーズが縮小したことを事実として受け止め、業界全体の危機感を強く認識しております。
明誠企画の代表取締役は私で3代目となります。
当社では、企業理念でも謳っておりますとおり、お客様と自社の従業員、そして、自己の属する地域社会での企業的責任を果たすべく、『表記言語』に分類される日本語で書かれた各種のコンテンツを『より美しく』・『より読みやすく』・『より永く』、10年、20年、100年という時間が経過しても高い価値を持ち続ける印刷物として残していくために、これからも最大限の努力を続けて参ります。
書籍や論文、歴史編纂書をはじめ、学校の卒業アルバムや自費出版物等、お客様が望まれておられる活字媒体としての各種印刷物を『デジタル校正システム』等の新技術を導入し、お客様の利便性を追求し続けることで、『お客様と共に製品を創り続ける』をモットーに、手にとって日本語の活字の美しさを感じて頂ける製品を生産し続けるために、日々努力して参ります。
明誠企画株式会社
代表取締役社長 西村 仁